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≪胆膵疾患の症候・検査値からのアプローチ≫ 腹痛の患者をみたときに
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JPY
Abstract
腹痛は消化器疾患の一般的な症状であり,診断の契機となると同時に,重症度なども反映する重要な病態である.腹痛を呈する疾患としては胃腸などの管腔臓器が多いが,胆膵疾患においても頻度は高く,特徴のある腹痛をその機序から理解しておくことが必要である.診断にあたっては腹痛の部位,性状,誘因,増悪または軽快する要因,随伴所見などについての問診を行い,腹部の触診,聴診を注意深く行うことが重要である.腹痛からみた胆膵疾患診断のポイントは,①胆膵疾患が想定される問診,理学所見を理解する,②他の臨床所見を参考にする,③胆道癌,膵癌では腹痛がみられないこともあり,とくに早期での頻度は高くない,といったことを念頭に置いて診療を行うことが有用である.
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/content/article/0022-1961/107030/396