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JPY
Abstract
糖尿病は膵癌の高リスク群である.糖尿病発症や増悪が膵癌の診断契機となることはよく知られているが,日常的に遭遇する現象であるため,安価で安全かつ有用な膵癌スクリーニング法が必要とされる.スクリーニングには腫瘍マーカーと腹部超音波検査が用いられ,腹部超音波検査は膵体部に限っては小膵癌でさえも高率に検出でき,腫瘍マーカーも 5~8 割の感度をもつ.膵頭部・尾部の癌や早期膵癌の発見には課題を残すが,初発・増悪期に限らない定期的な腫瘍マーカー計測と腹部超音波検査が患者の予後を改善する可能性は十分にある.ただし,早期膵癌を高率に発見するスクリーニング法としては,PAM4を含めた新規腫瘍マーカーの開発に期待するほかない.
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/content/article/0022-1961/107030/496