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屈曲型の小児橈骨遠位骨端線損傷に対し掌側プレート固定を行った5 例
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JPY
Abstract
橈骨遠位は骨端線損傷の中でもっとも頻度が高い部位であり,6~12 歳に好発する.橈骨遠位骨端線損傷を転位の方向から分類すると,伸展型と屈曲型に大別される.われわれは,伸展型に対してはKirschner 鋼線(Kワイヤ)によるピンニングを行っているが,不安定で再転位しやすいとされる屈曲型に対しては掌側プレート固定を行っている. われわれは,2012~2018 年に当院に搬送された症例のうち,15 歳以下で手術的治療(掌側プレート固定)を行った5 例を対象とし,抜釘後の骨癒合,可動域制限,早期骨端線閉鎖の有無を評価した.Salter—Harris(SH)分類はすべてtype Ⅱであった(表1). 術後はシーネ固定し,平均5 ヵ月ほどで抜釘した(表2).全例で骨癒合が得られ,可動域制限や骨端線早期閉鎖を認めた症例はなかった.
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