No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Balloon kyphoplasty 後の続発性骨折
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
近年,高齢者の増加とともに骨粗鬆症性椎体骨折(osteoporotic vertebral fracture:OVF)が増加している.その多くは保存的治療で良好な経過をたどり治癒していくが,疼痛の改善が乏しい場合や不安定性が強く早期に著明な椎体圧潰の進行が予測される場合には手術的治療が選択される.その一つにballoon kyphoplasty(BKP)があり,低侵襲かつ除痛に有効な治療法である.しかし,その適応は,「十分な保存的治療で改善が認められない症例」となっており,明確な定義はされていない. BKP にはセメントの漏出や隣接椎体の続発性骨折など,手術的治療に特有の合併症の問題がある.セメント漏出に関しては,前壁欠損例や後壁損傷例にBKP を行わないことである程度の予防策は講じられるが,BKP 続発性骨折に関しては保存的治療より発生率が高いとも考えられている.その原因についてもさまざまな考察がなされているが,現状,統一した見解がない. 受傷早期のMRI T2 強調画像で低輝度広範型のOVFは早期に椎体圧潰が進行し予後不良である1).そのため当院では,受傷早期のMRI T2 強調画像で低輝度広範型のOVF 患者に対して早期よりBKP を行っている.われわれは,BKP に伴う続発性骨折の危険因子を検討した.
Full text loading...
/content/article/0030-5901/73080/825