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JPY
Abstract
微生物由来DNAに存在するメチル化されていないCpGの配列には,Th1型免疫誘導の強いアジュバント能がある.このCpGモチーフはNK細胞,樹状細胞,B細胞を活性化し,IFN α,β,γやIL 12の産生を促すことができる.これらのサイトカインにより,アレルゲン特異的Th1型反応が誘導されると考えられる.このCpGのメカニズムを利用した新しいスギ花粉症に対する免疫療法として,Th1型T細胞反応を誘導するDNA免疫療法が考えられている.このDNA免疫療法には大きく分けてつぎの2つがある.1.CpGやアレルゲンをコードするDNA配列を含むプラスミドを作製し,これをワクチンとして接種する遺伝子免疫療法と,2.アジュバントとしてCpGモチーフをアレルゲンに結合させて,これをワクチンとして接種するアジュバント免疫療法である.
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/content/article/0039-2359/216050/388