No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
自然治癒能が乏しい関節軟骨損傷に対し軟骨下骨層に骨孔を穿つ鏡視下骨穿孔術は,骨髄から血液および間葉系細胞を誘導し,線維軟骨での修復を期待できる低侵襲な外科的治療法である.加齢による変性ではなく,外傷を起因とする関節軟骨損傷で,それによる症状(疼痛,ひっかかり感,水腫など)を有し,0.5〜3.0 cm2程度の軟骨下骨層にまで達する軟骨損傷(ただし,骨軟骨骨折や遊離している離断性骨軟骨炎のように母床部に骨欠損があるものを除く)を本術式の適応としている. /離しかかっている病変をすべて鋭匙鉗子などにより郭清し,軟骨下骨層を露出させた後,直径1.5 mmのK−wireを用いて約10カ所/1 cm2ドリリングする.いままでの報告や当科での経験から,本術式は症状改善に有効で,長期成績も良好で,軟骨損傷に対する第一選択として有用である.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/216060/451