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JPY
Abstract
メタボリックシンドロームを診断する意義は,心筋梗塞・脳卒中などの心血管疾患の高リスク者をスクリーニングすることにあるといってよい.平成172005年4月に策定・発表されたわが国におけるメタボリックシンドロームの診断基準が,日本人において心血管疾患の高リスク者をスクリーニングするうえで最適であるかについては議論がある.とくにウエスト周囲径のcut−off値については,女性においては高すぎる可能性が示唆されている.また,すでに心血管疾患のリスクを上昇させることが明らかな2型糖尿病を診断基準に含む意義についても議論がある.メタボリックシンドロームのよりよい診断基準策定のためには,メタボリックシンドロームの分子病態の解明と疫学的なデータの積み重ねが不可欠である.
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