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心疾患とアルドステロン──Overviewと問題点
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JPY
Abstract
心疾患の病態においてレニン−アンジオテンシン系の果たす役割がきわめて大きいことは,これまで多くの報告から明らかとなっている.一方,レニン−アンジオテンシン系を阻害するだけではアルドステロンの働きを抑制できない,いわゆるアルドステロンブレイクスルー現象も知られている.アルドステロンは腎遠位尿細管の鉱質コルチコイド受容体(MR)を介して作用し,Na再吸収,K排泄促進による体液貯留をもたらすと従来から考えられていた.しかし近年,心血管系にもMRが存在することが示され,アルドステロンが心血管系において直接の作用をもつことがわかってきた.本稿ではアルドステロンの心血管系における直接作用,および心疾患においてアルドステロンが果たす役割を,抗アルドステロン剤の効果にも注目して述べたい.
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