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第71回日本循環器学会総会・学術集会緊急レポート New Approaches to Heart Failure-from Pharmacogenomics to Drug Development
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JPY
Abstract
最近十数年の慢性心不全治療薬の進歩は著しく,β遮断薬,ACE阻害薬,アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬,抗アルドステロン薬があらたに抗心不全薬として確立した.しかしながら,依然,「克服の道険し」の感は免れない. ファーマコゲノミクスとは患者のゲノム情報を解析し,特定の疾患群に対して有効かつ安全な医薬品を探索・開発する手法である.すなわち,特定疾患群の患者に共通な遺伝的特徴を把握し,その疾患に最適な薬剤を開発することに加えて,患者個々の遺伝的特徴の差異を把握することにより,その遺伝子の特徴に最適な薬剤の開発および最適な用法用量を確定させるものである.これはEBMが謳っている「個の医療」そのものである. 本シンポジウムではファーマコゲノミクスを活用した抗心不全薬開発の現状と将来展望について,5人のリーダーにご発表いただいた.以下に要旨を記す(発表順).
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