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遅発性ステント血栓性閉塞発生率は薬剤溶出ステントの著明な再狭窄抑制効果から受容できる程度か
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JPY
Abstract
薬剤溶出性ステント(drug−eluting stent:DES)は,虚血性心疾患治療の中心となっている冠動脈ステント植込み術の問題点とされてきた再狭窄の問題を劇的に改善し,2004年より日本でも発売されるやいなや冠動脈インターベンションの中心的デバイスとなった.しかし最近,頻度は高くないものの遅発性ステント血栓症というあらたな問題点が注目されている.DESによってほとんどの病変に対して50%以上の再狭窄率の低減が得られるが,従来から使用されてきたベアメタルステントではまれとされてきた植込み1カ月以降の遅発性ステント血栓症の発症が報告されるようになった.致命的となりうる遅発性ステント血栓症のリスクと再狭窄減少のメリットのバランスが重要と考えられ,ステント血栓症のリスクを抑制する努力と病変や患者ごとに評価してステントを選択していく必要がある.
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/content/article/0039-2359/221120/968