No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
心筋梗塞や脳梗塞の危険因子として糖尿病,脂質代謝異常,高血圧,性,年齢などとともに遺伝因子の関与が想定されている.しかし,遺伝因子そのものの関与は比較的弱く,どのような遺伝因子がこれら動脈硬化性疾患の発症に関与するかを明らかにすることは容易ではない.近年のヒトゲノム解析研究の進歩はめざましく,膨大な量のヒトゲノム情報の利用が可能となっている.動脈硬化症関連遺伝子研究においても全ゲノム領域を網羅することが可能となってきており,既知・未知を問わず全遺伝子を標的とした解析に注目が集まっている.今後,全ゲノム領域を対象とした疾患関連遺伝子研究はさらに加速するものと推察され,すべての関連遺伝子同定によりあらたな治療法・予防法の開発に結びつくことが期待される.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/221130/1063