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医師会における救急医療の現状と取組み─東京都を中心に
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JPY
Abstract
昨今の救急医療の現状は,救急医療に従事する人材の不足,救急車が患者を収容してからの受入れ病院選定の課題,救急医療に関する診療報酬など,さまざまな課題がクローズアップされている.とくに全国で起こっている,傷病者の救急車収容後の搬送病院選定時間の増大にみられるように,迅速な搬送体制の確保が懸念されるとともに,最近の救急医療に関する報道などにより国民の救急医療体制に対する不安感や“安心・安全の医療”への危惧が社会問題化している.東京都においては平成20年(2008)2月,あらたに“東京都救急医療対策協議会”を立ち上げ,“迅速・適切な救急医療の確保について”の検討を開始した.東京消防庁でも懇話会・MC協議会であらたな対策が協議されており1),東京都医師会からも各会の委員が参画し,医療現場の現状を報告し,課題解決に向けて取り組んでいる.本稿では,その現状と取組みのおもな事項について報告する.
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