No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
画像誘導技術と呼吸移動対策とともに発展した肺癌に対する定位放射線治療─手術成績に匹敵しうるか
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
定位放射線治療(SRT)は「小腫瘍に対して高精度に短期で三次元的に集中的大線量を投与する照射法」と定義され,“切らずに治す”ことが可能となった.体幹部における定位照射は,1.1990年代半ばから急速に発展した照射装置の進歩,2.固定精度の向上,3.画像誘導技術,4.呼吸性移動対策などによって,周囲臓器への危険を回避しながら腫瘍への投与線量を上げることが可能になり実現した.SRTは頭蓋内では約40年の歴史があるが,体幹部病変は固定法・呼吸性移動・線量計算の問題点によりまだ10年程度の経験しかない.それにもかかわらず,小型の肺癌,肺転移,肝腫瘍を中心に,安全性と有効性についてSRTは多くの臨床経験が積まれつつあり,とくにもっとも治療経験が蓄積されている㈵期肺癌手術と遜色ない成績も報告されている.本稿ではもっとも治療経験が蓄積されている肺癌のSRTを概説し,“手術に匹敵するのか”について考察する.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/227090/739