No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
重症敗血症・敗血症性ショックにおける血管収縮薬・強心薬療法
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
重症敗血症あるいは敗血症性ショックに対する初期治療としてもっとも重要なのが循環管理である.循環管理に用いられる循環作動薬は数多くあるが,Surviving Sepsis Campaign Guidelines(SSCG)2008では,昇圧薬の第一選択薬としてノルエピネフリンまたはドパミンを,心拍出量が十分に維持できない場合の強心薬としてドブタミンを推奨している.低用量バゾプレシンはノルエピネフリンの昇圧効果が十分に得られない場合の追加投与薬剤として,一方,エピネフリンはノルエピネフリンあるいはドパミンに対する昇圧反応が思わしくない場合の第一選択代替薬として提言されている.また,腎保護を目的とした低用量ドパミン使用に関しては,推奨しないことが明記されている.本稿では,SSCG2008のなかで敗血症性ショックに対して提示されている血管収縮薬・強心薬を中心に,理論的根拠も含めて概説する.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/227100/887