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心血管疾患に合併する睡眠時無呼吸症候群の治療−現状と展望
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JPY
Abstract
循環器疾患に睡眠時呼吸障害が及ぼす影響は,高血圧,心不全,不整脈,動脈硬化性疾患など多くの方面で徐々に明らかになりつつある.そのつぎの段階として,睡眠時無呼吸の治療を行うことによって循環器疾患の予後が改善するかどうかについても,多くの研究が行われ,詳細に検討されつつある.一方で,睡眠時無呼吸の治療にはおもにCPAPなどの機器を用いるという特殊性があるため,治療の導入・維持がかならずしも容易ではなく,また盲検化もしづらいなどの点で,薬物の治療効果を検討する研究とは異なる側面が存在する.このため,結果にバイアスが入る可能性もあり,これまでに行われた研究を検討し臨床に応用していく際にはこのような点に注意する必要があり,また今後研究を行っていく際にもこうした特殊性をどうクリアーしていくかがポイントとなると考えられる.
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