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JPY
Abstract
ナチュラルキラーT(NKT)細胞はNK細胞のマーカーを発現する特異なT細胞集団で,その主要な構成要因であるインバリアントNKT(iNKT)細胞は限られたレパートリーのT細胞抗原受容体(ヒト:Vα24 Jα18,マウス:Vα14 Jα18)を発現し,CD1d分子によって提示される糖脂質を認識する.iNKT細胞は刺激を受けると短時間の間に大量の炎症性および抗炎症性サイトカインを産生し,他の免疫担当細胞の機能を抑制または増強し,あるいは自ら病原性細胞として作用することで生体防御,自己免疫,アレルギーなど多様な病態への関与が知られている.なかでも,さまざまなヒト自己免疫疾患においてiNKT細胞の頻度や機能の異常が報告されている.iNKT細胞は活性化の状況によってさまざまな機能を発揮しうるが,現在,合成糖脂質リガンドを用いてその機能を調節することで自己免疫疾患治療への応用が期待されている.
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/content/article/0039-2359/230090/651