No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
血小板に対する自己抗体は網内系での血小板破壊や血小板産生の抑制により血小板減少を誘導する病因的自己抗体である.抗血小板抗体の対応抗原は血小板膜表面に存在する糖蛋白で,GP II b/III aが主要な標的である.血小板膜糖蛋白由来の潜在性ペプチドを網内系マクロファージが発現し,それを認識することで活性化された自己反応性T細胞がB細胞を刺激して抗血小板抗体が産生される.このようなマクロファージ,自己反応性T細胞,B細胞による病的サイクルが形成されると,抗血小板抗体の産生が持続する.臨床検査としての抗血小板抗体の検出は免疫性血小板減少性紫斑病の診断に有用であり,GP II b/III aなど血小板膜糖蛋白に特異的な抗体やその産生B細胞を検出するアッセイ法が提案され,その有用性が示されている.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/230090/692