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JPY
Abstract
全身性強皮症(systemic sclerosis:SSc)において基礎治療として二重盲検試験で有効性が確認された薬剤はないため,皮膚を含めて障害された臓器やその程度を明らかにして,症例ごとに適切な治療を考えることが重要である.近年エンドセリン受容体拮抗薬,PDE5拮抗薬,免疫グロブリン大量静注療法などが新しい治療として注目されているため,各治療薬について概説した.またSScは皮膚の線維性変化を主徴とし,線維化の病態形成は血管内皮細胞傷害,リンパ球や単球の活性化にはじまり,線維芽細胞における細胞外マトリックス調節異常に至ると考えられていることから,線維芽細胞の活性化が線維化の過程で重要な役割を果たしているとみられている.本稿では,SScの病因に関する最近の知見も紹介した.
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/content/article/0039-2359/230110/1008