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JPY
Abstract
経腟NOTESは,婦人科で確立された“腟式”手術の方法論を背景として北米や南米の先進施設を中心に2007年に臨床導入され,その後“現時点でもっとも安全で現実的なNOTES”として世界中で取り組まれるようになった.経腟NOTESは腹腔内のさまざまな手技に適応可能と考えられているが,著者らはとくに上腹部臓器へのアクセスが良好で大きな標本の摘出が可能という点に着目し,胃粘膜下腫瘍に対する局所切除術を導入対象に選定して基礎的研究を行ってきた.その後,婦人科,消化器内科と合同チームを編成して,経皮経路を併用したハイブリッド経腟NOTES胃局所切除術のシミュレーションを繰り返した後,2008年その臨床導入に成功した.本稿では著者らの経腟NOTES胃局所切除術の臨床経験を紹介し,臨床導入に至る準備過程,NOTESが抱えるさまざまな課題やその将来展望についても触れる.
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/content/article/0039-2359/230120/1045