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JPY
Abstract
近年,精神疾患の予防や早期発見に対する取組みが注目され,あらたな実践的試みが行われるようになってきた.とくに,精神疾患の最早期の症状が出はじめる10~20代の若者世代に対して,精神疾患の早期発見と適切な介入を行うための方策が必要とされている.若者が罹患することの多い統合失調症やうつ病などの精神疾患をできるだけ早期に発見するとともに,早期段階に適した介入方法を開発し,一般に利用できる精神保健システムを構築していく必要がある.また,臨床閾値下の亜症候性の精神症状を示したり精神疾患のリスク因子を有するリスク群に,予防介入アプローチを行う試みもはじまっている.精神疾患の罹病に伴って生じる社会的な損失や個々の人生に対する負の影響を減じる意義を社会全体が共有し,精神疾患の予防と早期介入を推進することが大切だと考えられる.
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