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JPY
Abstract
近年SNPsを高速にタイピングできる技術が進歩し,さらに国際Hapmapプロジェクトによる成果をもとにゲノムワイド相関解析(GWAS)を行うことで,現在も2型糖尿病関連遺伝子がつぎつぎと同定されようとしている.日本から報告されたKCNQ1は欧米人においてはオッズ比は比較的低いものの,東アジア人やその他の民族においてはオッズ比が高く,有力な関連遺伝子と考えられている.また,非肥満の糖尿病家系の疾患同胞対解析とSNP fine mappingの解析から,関連遺伝子としてKCNJ15が報告されている.欧米ではTCF7L2遺伝子がもっとも再現性が高い関連遺伝子であり,TCF7L2による遺伝素因は生活習慣で改善できる可能性も示されたが,今後の遺伝子解析では比較的まれなリスクの高い遺伝子を検出する工夫が必要であろうと考えられる.
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/content/article/0039-2359/232120/1189