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メディカルコンサルタントの現状と改正法施行後の課題
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JPY
Abstract
わが国でも 1999 年 2 月に脳死臓器移植が再開されたが,12 年近くたった現在でも,脳死下臓器提供はきわめて少ない.そのため,ドナーならびにそのご家族の意思を反映するには,可能なかぎり多くのドナー臓器が利用できるように考慮し,欧米に比較して多くのマージナルドナーからの臓器移植を行わなければならない.そのためわが国では,移植実施施設から評価チームを提供病院に派遣してドナーを評価し,必要に応じてドナー管理を行うことにより,可能なかぎり多くのドナー臓器が利用できるように努力している.とくに2002 年 11 月以降は,メディカルコンサルタント(MC)が導入され,第 1 回目脳死判定以降に提供病院に派遣され,ドナーの評価を行い,第 2 回目脳死判定以降からドナー管理を行うようになっている.その結果,1 人のドナー当りの提供臓器数が増加し,移植後の成績も向上している.しかし,現状では複数名の MC がボランティア的に活動しているので,今後の臓器提供の増加に対応できるような国レベルの体制整備が急務である.
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