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JPY
Abstract
DNA のメチル化を含むエピジェネティック変化は,人工多能性幹細胞(iPS 細胞)誘導におけるリプログラミングの重要なイベントである.しかし,リプログラミングの実態は十分に解明されていない.再生医療におけるiPS 細胞利用には,iPS 細胞の特性を正確に理解し制御することがiPS 細胞の医療応用における安全性や細胞評価の担保となることから,リプログラミング機構の解明は重要である.著者らは5 種類のヒト組織(子宮内膜,胎盤動脈,羊膜,胎児肺線維芽細胞,および月経血)からそれぞれヒトiPS 細胞を多数樹立し,それらのDNA メチル化プロファイル比較からリプログラミング機構の一端を解明した.樹立初期に多数検出されるiPS 細胞の異常メチル化領域は,波のように繰り返す一過性の高メチル化異常を経て長期培養とともに正常化し,胚性幹細胞(ES 細胞)のメチル化プロファイルに近づいていくことが明らかとなった.
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