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ヒトES/iPS細胞の無フィーダー細胞培養技術の開発
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JPY
Abstract
ヒトES/iPS 細胞の樹立・維持培養では,一般的にマウス線維芽細胞などの生フィーダー細胞との共培養法がもっとも安定的であると認識されてきた.一方,臨床応用を考慮した場合,未知の感染性微生物や有害物質による汚染の原因になりうる動物由来成分の除去が望まれており,近年,あらたな培養支援技術として,ヒト由来生フィーダー細胞を用いる培養技術に加えて,フィーダー細胞を用いない種々の無フィーダー細胞培養技術が開発されてきた.とくに,無フィーダー細胞培養技術は生細胞を扱わないため,品質管理や再現性に利点があり,これまでに細胞外マトリックス,合成ペプチド,合成ポリマーなど,各種基質材料を用いたヒトES/iPS 細胞の樹立維持培養の有用性が報告されている.これら無フィーダー細胞培養技術は,ヒトES/iPS細胞の臨床応用を強力に支援する技術として,今後その重要性がさらに増すものと考えられる.
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