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JPY
Abstract
角膜は透明な無血管組織であるが,疾患や外傷により透明性は低下する.透明性低下により視覚障害に至った患者に対しては,ドナー眼を用いた角膜移植が実施されているが,全世界的にはドナーが不足しており,またとくに角膜上皮疾患においては拒絶反応が高頻度で起こるといった問題がある.著者らはこれらの問題を解決すべく,難治性角結膜上皮疾患に対して患者自身の上皮幹細胞・前駆細胞を用いて作製した培養上皮細胞シートによる治療法の臨床応用を開始し,角膜上皮層を再建することに成功した.本手法は,ドナーを必要とせず,また,拒絶反応も起こらないため,有効な治療法のなかった難治性上皮疾患に対する有効な治療法になりうると考えられる.
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/content/article/0039-2359/241100/749