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プラークの不安定化と石灰化の分子機構(Molecular Mechanism of Plaque Destabilization and Calcification)
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JPY
Abstract
炎症は,プラーク形成の発症や進展において中心的な役割をもつ.そして,急性冠症候群の発症には,プラーク性状が重要であることや,血管内超音波(IVUS)での検討から,「血管の陽性リモデリング」も,プラークの不安定性に関連していることが実証されてきた.一方,この10 年程の間に,血管石灰化がプラークの安定性に及ぼす影響についての研究が進み,石灰化の病態生理的な意義も明らかになりつつある.それとともに,血管石灰化は血管細胞の単なる変性ではなく,骨形成に類似した能動的な現象であることも明らかになってきた.そこで,本プレナリーセッションでは,世界ではじめて血管石灰化病変に骨形成因子が発現していることを報告し,その後一貫してこの分野で先駆的な研究をしておられる米国UCLA のDemer 教授をThe State-ofthe-Art lecturer としてお迎えした.また,わが国で,当該分野で活躍されている先生方に,基礎,臨床の両面から研究成果をご報告いただいた.
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