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JPY
Abstract
うつ(抑うつ)に対する漢方治療は,漢方薬単独での治療,向精神薬の補助薬としての漢方薬併用治療,向精神薬の有害作用(副作用)に対する漢方薬併用治療の3 つに大きく分類される.病的ではない抑うつに対しては,漢方薬単独での治療が可能である.実際に漢方薬を処方するさいには気・血・水という概念を用いることにより,どのような漢方薬を用いるべきなのかを選択することができる.また,向精神薬では完全に取り去ることができない身体症状や精神症状に対しては,漢方薬併用治療が可能である.実際に漢方薬を処方するさいには,残存している症状に応じてさまざまな漢方薬が使用される.さらに,大うつ病性障害や双極性障害の治療に用いる抗うつ薬や気分安定薬,非定型抗精神病薬などの向精神薬の有害作用に対しても,さまざまな漢方薬が用いられる.実際に漢方薬を処方するさいには,出現している有害作用に応じてさまざまな漢方薬が使用される.
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/content/article/0039-2359/241110/865