No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
2011 年3 月11 日14 時46 分,東日本大震災が発生.2012 年9 月現在で地震および津波の人的被害は,死者15,870 人,行方不明者2,814 人に上り,東北・関東の太平洋側の広大な範囲で漁業,農業などの産業や家屋,公共土木施設にも甚大な被害を及ぼした.大地震,大津波とそれに続く福島第一原子力発電所の事故は,その地域に住む人びとの生活を一変させた.とくに高齢者や児童,慢性疾患患者などへの影響は,健常人よりもさらに大きいものであったことが予想される.Common な慢性疾患のひとつである頭痛患者における震災の影響はどのようなものであったのであろうか.また,地震大国である日本において今後も避けることのできないと思われる,災害時の慢性頭痛患者における心身への影響を最小限におさえるためにはどうしたらよいのか.自験例の経験も含めて,震災から約1 年半後の現時点での知見を述べる.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/243130/1313