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ワクチンの副反応への対応―アナフィラキシー,副反応報告,健康被害救済
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JPY
Abstract
予防接種は健康な人に接種するため,一般の医薬品よりも高い安全性が求められているが,生ワクチン,不活化ワクチンともに特異的免疫誘導の機序から,理論上副反応がないワクチンの製造は不可能である.しかし,医学的・免疫学的および時間的に発症する副反応は一定のパターンがあり,このパターンから外れるワクチン後の臨床反応は,原則ワクチンとは因果関係がない反応である.ワクチンの安全性を評価するために,予防接種後健康状況調査,予防接種後副反応報告,医薬品副作用報告が実施されている.ワクチンの副反応で問題となるのはアナフィラキシーと,健康被害と呼ばれている重篤な副反応である.健康被害が発生した場合,定期接種,任意接種ともに健康被害救済制度があり,審査会で認定された場合は制度に基づき障害の程度に応じた給付額が支給される.
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/content/article/0039-2359/244010/34