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Paired associative stimulation(PAS)を用いた脳可塑性の誘導―PASと神経疾患
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JPY
Abstract
経頭蓋的磁気刺激法を用いた連合性対刺激法(PAS)は,細胞レベルでの活動電位タイミング依存型シナプス可塑性の原理をヒトに応用した手法であり,大脳感覚運動皮質の脳可塑性評価法として非常に有用である.PAS では超低頻度刺激を用いるため,現在までに有害事象は報告されておらず,実際の臨床現場で使用する際に安全性での利点がある.著者らは同手法をおもにパーキンソン病(PD)に応用し,PD では大脳運動皮質の脳可塑性が低下しそれがドパミン治療で改善することを発見し,ドパミンと脳可塑性との関連性を報告してきた.さらに,脳機能画像法と組み合わせることで,脳可塑性とダイナミックな基底核-運動皮質回路との関連性を含めて検討することが可能である.これらの知見はPD や関連疾患における薬剤とリハビリテーションを統合したあらたな包括的治療戦略を期待させうるものである.
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/content/article/0039-2359/244070/589