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Spike-timing dependent plasticity(STDP)―ヒトでの連合性対刺激による可塑性を中心に
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JPY
Abstract
2 つのシナプス結合した神経細胞が時間的に近接して発火することが繰り返されると,シナプス伝達効率が増強される現象はHebb の可塑性と呼ばれる.とくにその場合,2 つの発火の時間的関係によって可塑性の極性が長期増強や長期抑制に調節されることが多い(spike-timing dependent plasticity:STDP).2000 年に経頭蓋的磁気刺激法(TMS)と末梢神経電気刺激をペアにして組み合わせる連合性対刺激(PAS)を反復することで,ヒト一次運動野に非侵襲的に可塑性を誘導する手法が開発されて以来,PAS による神経科学研究やその臨床応用はトピックとなっている.本稿ではPAS の原理を概説し,末梢神経電気刺激以外を用いたPAS の変法や臨床応用について述べる.
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