No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
近年,統合失調症をはじめとする精神病に対する早期介入の重要性が注目されており,精神病の発症危険群である“アットリスク精神状態(ARMS)”の臨床概念が広く受け入れられつつある.これに伴いARMS を対象とした神経生物学的研究も増加しており,後に精神病を発症するARMS 群では,発症に先立ち脳の形態や機能にある程度の変化を認め,これらの一部は将来の発症予測因子であることが示唆された.また,精神病の顕在発症から初回エピソード中にさらに活発な進行性の変化が生じるようであり,その進行を予防または軽減することで長期予後の改善が期待できるかもしれない.将来的には精神病早期介入における神経生物学的所見の臨床応用なども期待され,その実現に向けた課題や当教室における取組みについても紹介する.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/246040/310