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JPY
Abstract
進行性腎細胞癌に対する分子標的治療はめまぐるしい発展を遂げている.現在国内で使用可能な分子標的薬は5 種類で,チロシンキナーゼ阻害薬とmTOR 阻害薬に分類され,それぞれの薬剤で大規模試験により治療効果が確認されている.mTOR 阻害薬の出現によって治療の選択肢が増え,チロシンキナーゼ阻害薬抵抗性例や,重篤な有害事象によってチロシンキナーゼ阻害薬中止となった例でも,分子標的治療を継続することが可能となっている.進行性腎細胞癌に対する分子標的治療の長期継続に一番重要なのは,有害事象のコントロールである.有害事象の多くは早期から対処することでマネージメント可能であることから,まずは早期発見を第1 の目標とする.そのためには医師,看護師,薬剤師などが密接な連携を取りながら,患者から得た情報を共有してチーム医療を実践していくことが重要である.
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