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JPY
Abstract
ステロイド性骨粗鬆症の本態は骨形成低下であり,骨吸収促進は早期に一過性にみられる.ステロイド投与は骨密度低下とは独立した骨折危険因子であり,椎体骨折のリスクがもっとも上昇する.ステロイド性骨粗鬆症に対してプラセボ対照無作為化比較試験により椎体骨折抑制効果が確認されているのは,アレンドロネートとリセドロネートであり,これら薬剤を対照として椎体骨折抑制効果の非劣性が確認されているのがゾレドロン酸,優越性が確認されているのがテリパラチド(連日製剤)である.各種ガイドラインやリコメンデーションでもビスホスホネート製剤が第一選択薬とされる.もっとも新しいガイドラインは2010 年にアメリカリウマチ学会から発表され,2012 年には国際骨粗鬆症財団とヨーロッパ骨代謝学会からガイドライン作成のためのフレームワークが発表された.わが国のガイドラインは2005 年に発表され,現在改訂作業中である.
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/content/article/0039-2359/247010/129