No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
骨は一生涯にわたって形成と吸収を繰り返す動的な器官である.このバランスが厳格に制御されている結果,骨の恒常性が保たれている.この骨代謝の制御は種々のホルモンやサイトカインなどに制御を受けることが知られている.近年,食欲を抑制するレプチンが中枢神経系を介して骨代謝を調節するということが明らかになって以来,神経系と骨代謝の関連が注目されている.また,食欲調節の中枢である視床下部ではレプチンの作用によりNPY やCart などの食欲調節ペプチドの発現が増減する.これらの食欲調節ペプチドが骨代謝に与える影響について,レプチンによる骨代謝との関連から幅広い検討が重ねられている.さらに,最近では感覚神経系が骨代謝に作用することも報告されている.本稿では,神経系による骨代謝調節について概説したい.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/247010/44