No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
F-18 FDG PETによる心臓サルコイドーシスの診断
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
心臓サルコイドーシス(心サ症)は病巣が限局性であるために,心筋生検による検出率は低い.そこで,炎症病変を描出できるGa-67 イメージングが採用されてきたが,十分な感度が得られなかった.近年,本診断にF-18 FDG PET が導入され,高感度に検出できる性能が注目されている.F-18 FDG は,糖代謝が盛んな癌細胞だけでなく炎症細胞にも良好に摂取されるので,炎症イメージング法としても活用できる.心サ症の診断の場合に重要なことは,心筋への生理的な集積を抑制して病巣を分離描出することであり,絶食条件の徹底である.また,心筋組織障害との関連を知るために,心筋血流SPECT 像との対比診断が望ましいと考えられる.2012 年4 月にF-18 FDG PET の心サ症診断への応用が保険収載されて以来,同法の臨床応用が急速に進んでいる.このたび,日本心臓核医学会は撮像ならびに画像判定の手引きを作成し,2013 年7 月発刊の同学会誌に掲載した.
Full text loading...
/content/article/0039-2359/247020/158