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JPY
Abstract
少子高齢化社会を迎え,献血可能人口の減少と輸血用血液の需要増が見込まれるなか,将来の献血基盤の確立のため,若年層(10~20 代)の献血啓発と推進は喫緊の課題となっている.日本赤十字社としては“安全な血液製剤の安定供給の確保などに関する法律”(新血液法)の採血事業者としての責務遂行とともに,国民運動のひとつである“献血運動”の柱として,とくに近年は若年層啓発に力を注いでいる.しかし,厚生労働省が平成23 年10 月に調査した“若年層献血意識調査”によると,献血未経験者のうち“献血に関心なし”とする人が56.3%を占めているなど,若年層の献血に関心のない状況が数多く報告されている.本稿では,今後の献血推進対策や安全面の強化策も踏まえて近年における日本赤十字社の取組みについて報告する.
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