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ブロック血液センターと地域血液センターの連携と役割分担
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JPY
Abstract
愛知県赤十字血液センター(愛知C)は,献血者数・供給単位数で東海北陸ブロック血液センター(ブロックC)全体の約40%を占めている.したがって,ブロックC と愛知C とが密接に連携することが強く求められる.ブロックC が構想した事柄を地域C が実践することが重要であり,そのひとつとして地域C 相互間の連携による県境を越えた供給エリアの変更を全国ではじめて開始した.一宮市,江南市を含む西尾張地域は愛知C から岐阜C へ変更され,多治見市,中津川市などを含む東濃地域は岐阜C から愛知C へ変更された.円滑な変更のために両C 間の職員異動を行い,供給体制の充実化をはかった.つぎに需給計画に伴う採血量の調整であるが,血小板製剤(PC)は固定施設の少ない県では需要の増加についていけず,愛知C はその分のPC採血も要求される.献血者200 人/day のルームと20 人前後/day のルームでは職員の仕事量に多大な差が生じ,モチベーションの低下をきたす.県境を越えて応援などの人的調整も考慮すべき課題である.
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