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JPY
Abstract
わが国の骨髄バンク事業は厚生労働省の主導のもとに,骨髄移植推進財団が主体となり,日本赤十字社および地方自治体の協力により行われている.日本赤十字社の骨髄データセンター事業は国からの依頼により,ドナー登録希望者の受付とHLA 型検査の実施,およびドナー登録者のデータ管理などを実施してきた.現在では骨髄ドナー登録者のほとんどを献血現場で受け付けている.また,臍帯血バンクについては,各血液センターでの研究的な取組み,という扱いであったが,2012 年度,臍帯血バンク事業を血液事業の関連事業と位置づけ,4 カ所のブロック血液センターに設置した.日赤系の臍帯血バンクより提供した臍帯血による移植は2012 年度の臍帯血移植の6 割であった.2012 年9 月に“移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律”が制定・公布され,この法律で日本赤十字社は造血幹細胞提供支援機関として想定されている.今後は,より積極的に造血幹細胞関連事業にかかわることとなる.
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/content/article/0039-2359/247030/272