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神経障害性疼痛に対する外科的神経破壊術と脳脊髄刺激療法
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JPY
Abstract
神経障害性疼痛に対する外科的神経破壊術として選択的脊髄後根切断術と脊髄後根進入部破壊術が用いられているが,あらたな神経障害性疼痛の発生にも注意する必要がある.脳脊髄刺激療法では脊髄刺激装置の進歩が著しい.ひとつの刺激発生装置に2 本の刺激電極を接続するdual-lead SCS によって,疼痛部に選択的に刺激感覚を誘発することが可能となった.その結果,手術成績が向上するとともに,適応となる疾患も増加している.難治性の脳卒中後疼痛もドラッグチャレンジテストに基づく薬物の併用療法に加えて,dual-leadSCS を併用することによって,良好な治療効果を得ることが可能となった.視床知覚中継核をターゲットとする脳深部刺激療法は,末梢神経の損傷が原因となる神経障害性疼痛に有効である.また,中枢神経の損傷が原因となる神経障害性疼痛には大脳皮質運動野刺激が有効であるが,テスト刺激が容易にできる脊髄刺激が第一に選択されることが多い.
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/content/article/0039-2359/247040/333