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JPY
Abstract
世界フィラリア症制圧プログラム(GPELF)は,2020 年までに“顧みられない熱帯病”の1 疾患であるリンパ系フィラリア症を世界から制圧することをめざして2000 年に設立されたグローバルプログラムである.GPELF ではマルチステークホルダー・パートナーシップであるフィラリア症制圧世界協定のもと産官民学が連携し,各蔓延国が国家フィラリア症制圧プログラムを段階的に進めていくための支援を提供している.2012 年には日本の製薬会社がWHO と官民パートナーシップを締結し,供給不足に陥っているフィラリア症治療薬の1 つをGPELF へ無償提供することを表明した.本稿ではGPELF について概説し,日本がすでに達成したフィラリア症根絶の経験と技術をここで終焉させることなく,国際的なマルチステークホルダー・パートナーシップに積極的かつ戦略的に参画し,リーダーシップを発揮する可能性について考察する.
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