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JPY
Abstract
中枢性尿崩症の治療薬としてデスモプレシンスプレーあるいは点鼻薬が日本において使用されてきたが,使用方法の煩雑さや鼻炎などの際に効果が不十分などの問題があった.一方,海外ではデスモプレシンの錠剤が25 年以上前に承認され,これまでに多くの国で使用されてきた.これに対し,日本では2011 年にデスモプレシン口腔内崩壊錠の治験がはじめて行われ,その有効性および安全性が確認されて,2012 年に中枢性尿崩症の治療薬としてようやく承認された.今後は日本においても,デスモプレシン口腔内崩壊錠がスプレーや点鼻薬に代わって中枢性尿崩症治療の第一選択になることが予想される.ただ,患者の病態によっては点鼻製剤のほうが口腔内崩壊錠より適している場合もあることから,個々の患者に合わせた治療が望まれる.
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