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JPY
Abstract
“予防に勝る良薬なし”といわれるが,疾病管理の経済評価はあまりなされていない.そこで保健指導が医療費に及ぼす効果に関して検討したところ,体重の増減,保健指導参加の有無がその後の医療費に一定の影響を及ぼすことが示唆された.より具体的には,体重減少に一定の医療費削減効果があることが判明した.さらに,保健指導の生活習慣病医療費低減効果は完了後1 年間がもっとも高く,同一のリスク判定の未参加者と比較して2,310 円/年(±595 円)低いこともわかった.しかし,その効果は短期的で2~3 年後は効果が低くなる.実際,保健指導該当のリピート率は保健指導完了者では21.7%で,全体の58.9%よりも低い.今後は,がん検診にワクチン政策も含めた総合的な予防戦略が求められる.
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/content/article/0039-2359/247060/571