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JPY
Abstract
アジア地域では火力発電所や工場,家庭,自動車などにおける化石燃料やバイオマス燃料の燃焼などによって,大気汚染物質が大量に大気中に放出されている.このような大気汚染物質はアジア諸国の経済成長とともに1980 年代後半から急増しており,PM2.5 やオゾンなどによる深刻な大気汚染を引き起こしている.アジア大陸で発生したPM2.5 などの大気汚染物質は,大陸の風下に位置する日本列島に運ばれ,日本の大気質に大きな影響を及ぼしている.九州北部での観測や大気汚染シミュレーションに基づく最近の研究によって,日本の広い範囲が大陸から越境輸送されたPM2.5 の影響を強く受けており,とりわけ中国からの影響が大きいことが明らかになってきた.
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