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JPY
Abstract
糖尿病の病態には酸化ストレス,小胞体ストレス,炎症などさまざまなストレスが互いに影響を与えながら深くかかわっており,その詳細な機序は現在も解明の途上である.これらのストレスは1 型糖尿病における膵β細胞死,2 型糖尿病におけるインスリン抵抗性,インスリン分泌能低下,膵β細胞量減少とかかわっており,また糖尿病腎症,神経障害などの細小血管障害や動脈硬化の進展にも深く寄与していることが明らかになってきている.本稿では,膵β細胞を中心に各ストレスの意義に触れながら,それぞれの応答と活性酸素のかかわりについて概説し,最近明らかになったBach1 欠損による抗酸化ストレス作用,膵β細胞保護効果について紹介したい.
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/content/article/0039-2359/247090/921