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JPY
Abstract
DSM-5 において認知機能障害を主徴とする疾患群の定義にはこれまでの本シリーズにはなかった改定がなされた.わが国において痴呆症が認知症に改められたのと同様に,dementia という用語が消えてMajorNeurocognitive Disorder という新規の用語が現れた.Dementia がもつスティグマや不治のイメージを払拭しようとする狙いがある.新用語は直訳すると大神経認知障害であるが,“認知症”と邦語訳するのが適切と考えられる.一方でこれまでのDSM シリーズでは認知症の原因となるさまざまな基礎疾患について詳しい診断基準が示されていなかった.今回の版ではLewy 小体型認知症や,前頭側頭葉変性症,その他まで含めて多くの疾患について診断基準が示された.
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