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JPY
Abstract
サルコペニアの成因としては,インスリン抵抗性などの筋蛋白合成刺激の減少に加えて,異化サイトカインの分泌亢進などの筋蛋白分解刺激の増加があげられている.つまりメタボリックシンドロームはサルコペニアの主要な成因のひとつであると考えられる.日本人を対象とした報告では,サルコペニアとメタボリックシンドロームの合併は糖尿病発症リスクを増大させるとともに,高齢者の転倒による骨折のリスクをさらに高める可能性が示されている.さらに,大腿部site-specific サルコペニアは血中IL-6 濃度や脈波伝搬速度と関連する.サルコペニアとメタボリックシンドロームは生活習慣病の一次予防として,それぞれ独立して考えなければならない重要な課題であると考えられる.
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