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JPY
Abstract
乳癌の治療法選択は,癌細胞の広がりを表す病期分類と,癌細胞の性格を表すサブタイプ分類をもとに決定されている.乳癌の分子標的薬である抗HER2 治療薬の適応にあたっては,症例のサブタイプ分類がHER2陽性乳癌であることが必要である.それゆえ,治療方針を間違えないために,正確なサブタイプ分類が必要である.抗HER2 治療薬のトラスツズマブの開発と同時に,HER2 検査法も開発され,コンパニオン診断とよばれるようになった.現在,乳癌のHER2 検査は免疫組織染色法(IHC)とin situ hybridization(ISH)法を中心に行われているが,その診断精度管理は重要な問題である.本稿では2013 年10 月に改訂されたアメリカ臨床腫瘍学会とアメリカ病理学会(ASCO/CAP)ガイドラインの解説を中心に,乳癌のHER2 検査の概要を述べる.
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/content/article/0039-2359/248110/845