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多パラメータ解析による免疫担当細胞亜群同定と機能解析
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JPY
Abstract
◎サイトメトリーの進歩により,現時点では18~22色,20~24パラメータの解析が可能になっている.細胞内外の多種の抗原を測定することにより詳細な免疫担当細胞亜群解析が可能になり,さまざまな分化段階のB 細胞,多様なT 細胞亜群,NK 細胞,樹状細胞などについて,精度の高いデータを得ることができる.リンパ組織には多種類の免疫細胞が混在し,サイトメトリーは免疫能解析,病態解析に必須の手法となっている.多パラメータ解析により,幹細胞の性質を有するT 細胞やinnate lymphoid cells などあらたな細胞集団の特性が明らかになった.さらに,細胞内リン酸化蛋白測定や細胞の螢光バーコーディング手法などにより付加的情報も得ることができる.核酸を染色することにより,細胞周期や細胞の生死・老化,微生物感染についての情報も獲得できる.多色解析においてはその特性を理解し,螢光色素や抗体の選択,コンペンセーション,適切な情報抽出などが重要になる.
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