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JPY
Abstract
◎制御性T 細胞(Treg)は免疫応答を負にコントロールしているT 細胞で,自己免疫疾患をはじめ移植免疫,アレルギー反応,がん免疫など,さまざまな免疫応答において重要な役割を果たしていることが明らかになってきている.Treg は1995 年にCD4およびCD25を発現している細胞のなかに,免疫応答を負に制御するT細胞が存在していることから発見され,2001 年にはヒトでも同様の細胞が同定された.しかし,Treg のマスター遺伝子として同定されたForkhead boxP3(Foxp3)が,ヒトではナイーブT 細胞の活性化によっても誘導されることが明らかになり,ヒトTreg の定義が混乱している.著者らはCD4,FoxP3(CD25)およびCD45RAを同時に染色することにより,ヒトTregをより明確に定義できることを明らかにした.本稿ではこの定義を用いたTregの解析,とりわけがん免疫におけるTreg の解析について述べたい.
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/content/article/0039-2359/252010/69